2021-02-22 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
そこの、先ほどの金融市場と実物市場の堰のところが人の欲だと言いましたけれども、人の欲をつくっているのは、日銀が介入してくれるから安心だというその欲、日銀が原因ですから、その根本のところをちょっと考え直さなければいけないんじゃないかな。そうしないと、日本の経済構造というのが、例えばバブル崩壊で変えなきゃいけないとか、そういう後追いになってしまうんじゃないかな、そういう心配はあると思います。
そこの、先ほどの金融市場と実物市場の堰のところが人の欲だと言いましたけれども、人の欲をつくっているのは、日銀が介入してくれるから安心だというその欲、日銀が原因ですから、その根本のところをちょっと考え直さなければいけないんじゃないかな。そうしないと、日本の経済構造というのが、例えばバブル崩壊で変えなきゃいけないとか、そういう後追いになってしまうんじゃないかな、そういう心配はあると思います。
そしてそれを、堰が実物市場であるならば、その堰を壊そう、壊せる、壊さなければいけないという方針がなかなかうまくいかない。 日銀がマイナス金利で金融市場から実物市場にお金を流そうとしても、十分効果的ではなかった。逆にますます株価が上昇している。
○水野参考人 先ほども触れたんですけれども、金融市場の方と実体市場がもう二分法で乖離しちゃっているということで、昔は経済学といったら連動していたんですけれども、しかし、金融市場の方でお金もうけの金融、お金の運営がなされている、そして堰ができちゃって、それが実体、実物市場の方に流れてこないという、それが格差を生んでしまう大きな原因だと思っておりますが、そういうお答えでよろしいですか。
しかしながら、ある意味で、我々が行おうとしている構造改革というのは、そうした中で、実物経済の活性化等々を通して人々の期待をさらに高めていく、そういうようなダイナミックなメカニズムが働く中で、実物市場が金融市場を変え、金融市場が実物市場を変えるというようなメカニズムを左右していくということを期待しているわけでございます。
その意味では、アメリカの経済が世界経済、日本経済に与えるという全般的な影響をやはり注視しながら、一方でそれぞれの資産市場ないしは実物市場でそれをオフセットするような動きも出てくるという点にも注意深く見ていく必要があると思っております。
ただ、この分布状況につきましては、現在の考え方でございますと、日本の株価形成というのは、ある程度株主に分布されまして、それが市場に出てくる、こういう状態で株価形成をするという考え方で、実物市場の建前をとりますと相当程度の株式の分布といいますか、株式の分散がございませんと売りが出てまいりませんので、価格形成が非常に難しくなってまいります。
実物市場が必要だというようなことを役所の方では言っているようでありますけれども、実物市場で果たして公正な価格というものを打ち出せるかどうか。価格形成が公正だというのは国民投票のような場においてできるとアメリカでは言っているわけです。
しかし、先ほど申し上げたような、たとえば制度的な要因、あるいは実物市場における要因、あるいは外国経済の要因、これら一切は、いま申し上げたような、われわれのかぜに対する抵抗力がどうなっているか、あるいはわれわれがかぜを引いたときに取り入れる食物がどうなっているかという問題でしかなく、決してビールスの問題ではありません。 では、インフレのビールスは何であるか。これは通貨以外に断じてありません。
○大澤(融)政府委員 価格の問題は別といたしまして、政府は、この前、石橋理事長が参考人として出られたときだったと思いますが、あのような見解から、十四万・十八万を堅持する方針を遂行するための一つの方針として、受け渡し品については確保する措置を講ずるという方針をうたい出しておるわけでありまして、その方針、つまり、清算受け渡し品に事欠くというようなことで実物市場をミスリードすることがあってはならないという
○小室説明員 御指摘の通り、人絹糸の相場は、清算取引市場においてもまた取引所外の実物市場においても、非常に投機、思惑が加味されて高騰いたしましたし、輸出の面にも悪影響を及ぼすような事態が生じたわけでございます。しかしながら人絹糸の価格は究極的にはやはり需給関係によってきまる。
最近、綿糸布の価格が三品市場その他において、また実物市場においても異常な高騰を遂げておることは事実でございまして、この原因はいろいろございますが、まず第一には昨年の秋以降、本年の三月ごろまでにおける輸出の非常な増加でございます。
大体本年の四月以降できるだけ早い時期におきまして、実物市場、店頭売買的なものはもう開始したい、そういったような空気になっておりますので、それでは一応どれだけ取引税がこの社債市場再開について障害になるかという点について、いろいろ検討してみたわけです。
これはある程度需給状況も反映し、あるいは先行き不安によりまする人気と申しますか、そういう各種の事情が反映いたしたかと思いますが、この一時的な事情を除きますると、大体取引所の相場は、実物市場とそう乖離をいたしておらないというふうに考えておるわけでございまして、輸入総数量がこれは限定されまするけれども、それから出て参りまする精糖の取引は、これはやはり相当時期的なり多数の取引者の関係で変動があるわけでございまして
資本蓄積の問題についてこれは十分に考えなければならぬ点でありまして、一面におきまして、私ども研究しておりますものは、一つの投資といたしましてやはり外資導入に関連いたしまして、もとからある、新規増発株券にあらずして既発の株券等に対しても、もう少し外資を導入し得るような道を開くとは、証券価格維持のために必要でありましようし、またいろいろの従来までの関係で証券市場というものは、清算取引が認められておらない、実物市場